あしかがフラワーパークに行ってきた
あしかがフラワーパークに行ってきた。ここの藤棚が写った電車の中吊り広告をみたとき「あ、いってみたいな。写真とか撮ったら楽しいかもな。」とぼんやり考えていたらいつの間にか足利フラワーパークを訪ねる運びになっていた。同じようなことを考えた賛同者がわらわら集まるという、あらゆる偶然が重なった結果ではあるが、これを「必然」といっても過言ではない偶然具合であった。広告のチカラはすごい。
お花畑なんて、と偏見めいたことを考えなかったわけではないが、実際に旬を迎えた藤の花のしたを歩いてみると、そんなチンケなプライド(?)は消し飛んだ。楽しい。
一本の幹から延々枝が分岐し、無数の(ほんとうに無数にある)藤の花が千羽鶴のように咲いているのだ。植物の神秘すら感じるほどだ。
めちゃくちゃ広い園内には沢山の草花が植わっていて、虫食いも無く、ほんとうにきちんと育てられている。炎天下にもかかわらず、何人ものスタッフが黙々と手入れをしていて職人だな、と思った。そして感謝の気持でいっぱいになった。手を土だらけにして働く人はやっぱり偉大だと思う。