good by juvenile

それでも青春は続く

2021年版 見て観てよかったもの

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。

 

さて、昨年一年間を振り返ると色々あった気もするしあまり何もなかった気もします。そんな中で読んで面白かったもの、観て楽しかったものなどをざっと紹介しようと思います。

 

映画『EUREKA/エウレカセブンハイエボリューション』

 エウレカセブンハイエボリューションシリーズ3部作の最新作にして完結作。そして2005年から続くエウレカシリーズの総決算である。あまりの良さに4回も観に行ってしまった。ふと見た映画レビューサイトでは星2.2の超低評価をうけていたが、とんでもない。100点満点中の160点を付けたいほどの出来であった。ロボットアニメとして申し分無い動きと演出で、新鮮な驚きに満ちている。そして、出てくるキャラクター達が、劇中で10年の時間経過と共に"まっとうに"成長しているのが嬉しくてたまらなかった。それは15年間もエウレカセブンと共にあった俺たちが、社会に揉まれ、様々な喜び悲しみを繰り返しながら変化してきたことを全肯定してくれているように思えたからだ。筋肉ゴリラになったエウレカや、ミサイルを躊躇なく撃つホランドを受け入れることができるのは、俺自身が変わったからだと思う。変わることは決して悪いことではないと知っているからだ。

 

小説『ずうのめ人形』/澤村伊智

 このホラー小説はすごい。少しでも解説をしたらこの面白さは味わえないだろうから、何も言えない。でも超面白い。

 

漫画『風の谷のナウシカ』/宮崎駿

 漫画版の風の谷のナウシカである。全7巻あるのだが、話が濃密で、体感的には30巻くらい読んだ気分になれる。映画版からは想像できなかった話の展開の連続で、想定の100倍すごい。宮崎駿を心底恐ろしいと思える体験であった。宮崎駿こわい。

 

こんなところかな・・・。ではまた。